ニキビを潰すとニキビ跡になる、というのは本当?

「ニキビを潰すとニキビ跡になって残ってしまう」
というのは定説となっていますが、それは本当に正しいのでしょうか。

 

いえいえ、すべてのニキビが、そうだと言いきれるわけではありません。
ニキビを潰してニキビ跡になるかどうかは、まさに「ケースバイケース」なんですよ。

 

潰してもニキビ跡が残りにくいケースとは?

まず、ニキビを潰してもニキビ跡が残りにくいケースとして挙げられるのが、
「黒ニキビの角栓を押し出すだけ」という潰し方ですね。

 

 

そもそも黒ニキビは、毛穴が開いたところに詰まった皮脂が角栓となり、
それが酸化して黒くなっているだけの状態なので、

 

 

その角栓を押し出しても、皮膚が破れることもないですし、
あくまで「酸化した皮脂のかたまりを押し出すだけ」に過ぎないため、
ニキビ跡になりにくいのです。

 

 

 

ただし、角栓を強く押し出そうとして、爪でギュッと強くやってしまうと、
それがダメージとなって残ってしまう場合もあります。

 

 

また、角栓が出たにもかかわらず、
「まだ奥に皮脂が残ってるかも」と思って、しつこく押し続けるのもダメ。

 

 

あまりやりすぎると、毛穴そのものがつぶれてしまい、
これが色素沈着のようなニキビ跡となってしまいます。

 

白ニキビを潰すのは要注意!

では次に、
「肌が炎症を起こしていない、白い皮脂詰まりだけが皮膚の下に見える」

 

 

というタイプのニキビである「白ニキビ」は、潰しても大丈夫なのかどうかというと・・・

 

これは正直言って、黒ニキビよりはちょっとリスクが高いです。
白ニキビはまだ肌自体が炎症を起こしていないため、真皮層には特に影響がなく、
クレーターのようなニキビ跡が残るリスクはほとんどないのですが、皮脂詰まりが皮膚の中にあるだけに、潰すとなると「皮膚を破る」という行為をしなければいけません。

 

 

上手く潰したつもりでも、細菌感染を起こし、
そこからの肌トラブルでニキビ跡が残る可能性もあるので、薬を使用するなど、
潰さずに鎮める他に方法があるなら、そちらを選んだ方がいいでしょう。

 

赤ニキビ・黄ニキビは潰すとほぼ確実にニキビ跡が残る!

ニキビが炎症を起こして赤く腫れている赤ニキビや、
化膿してしまった黄ニキビは、すでにアクネ菌が真皮層を破壊している状態ですので、
これを潰すと真皮層の組織も流出してしまうこととなり、
二度と元には戻りません。

 

 

ですから、赤ニキビや黄ニキビを潰してしまうと
ほぼ確実に何らかのニキビ跡が残る、と考えた方がいいでしょう。

 

赤ニキビや黄ニキビのダメージを最小限にするには、
外側から消炎・殺菌作用のある薬をつけるなどして
「潰さずに炎症を鎮める」という形にすることです。

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市販薬等での対処でも改善できないようなら、皮膚科に行きましょう。